2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

沙村弘明「ブラッドハーレーの馬車」

1900年代初頭、西欧のとある国。孤児院で暮らす少女たちにとって憧れの「ブラッドハーレー聖公女歌劇団」。毎年、各地の孤児院には、ブラッドハーレー家からの馬車が迎えに来る。少女たちは、自らが栄えあるブラッドハーレー家の養女になり、幸福な人生を過…

沙村弘明「ブラッドハーレーの馬車」

谷川史子「星の速さで駆けてく」

Cookieに掲載された短編のまとめたもの@2004年版です。 谷川先生は幼馴染モノが多いですが、こちらも1話目に幼馴染モノがあります。・・・幼馴染モノってダメな場合が多いですよね。初恋は実らない、と。それで、3,4話目の「ココアブレイク」に非常にチリチリ…

谷川史子「星の速さで駆けてく」

東村アキコ「海月姫」(1)

この勢い、どこまで突っ走るのか?東村アキコ先生、4本同時連載の4作目の作品がついに発売されました。4作品同時連載+育児ですって・・・。しかもひとつは週刊連載なんですけど。どれだけ働くのかと頭が下がります。ああ、そんな状態だからあんな色々とおかし…

東村アキコ「海月姫」(1)

雁須磨子「かよちゃんの荷物」(1)

30歳独身無職女子(?)のワイワイキャッキャな日常やらを須磨子流の描き方でお送りする、日常系物語です。 日常系の作品ではありますが、淡々とはしていなくって合コン行って失敗したりとか、裁縫しようとして失敗しかけたりとか、実家に帰ったら結婚の話を出…

雁須磨子「かよちゃんの荷物」(1)

東村アキコ「ひまわりっ〜健一レジェンド〜」(10)

裏表紙の白いアキコに笑ってしまいました。宮崎出身の漫画家が、漫画に専念すべく両片思いの彼を地元に残して東京に旅立ったら、その好きな人が東京まで追いかけてきて大変☆さらに恋のライバルまで一緒に東京に来ちゃって、私たちどうなっちゃうの???・・・…

東村アキコ「ひまわりっ〜健一レジェンド〜」(10)

末次由紀「ちはやふる」(4)

競技かるたのクイーンを目指すひとりの少女の物語。緑の表紙が映えまくってます。 全国大会への切符をかけた決勝戦。最後のひとふだを取るシーン。しびれます。まさに無心の一手。前のページまでお互いの高校が勝った負けたのスピード展開、そこで須藤が「勝…

末次由紀「ちはやふる」(4)

オノ・ナツメ「GENTE 〜リストランテの人々〜」(3)

リストランテ「カゼッタ・デッロルソ」に勤める従業員たちの日常を描く物語。惜しまれつつの最終巻です。 11話目。こういうお話は好きです。というか作者さんも大好きだと思います。イタリアの政治家が主役という意味で。第三者から見た「カゼッタ・デッロル…

オノ・ナツメ「GENTE 〜リストランテの人々〜」(3)

鬼頭莫宏「終わりと始まりのマイルス」(1)

待望の新作、新刊です。といっても第一話は2006年掲載ですが。 キという不思議な力で満ちている不思議な世界・オービスワーヌスで、キ祷師として暮らすマイルスと、同居人のキ神ギカク。キとは“物”に籠められた想いみたいなもので、その想いの量が増えすぎる…

鬼頭莫宏「終わりと始まりのマイルス」(1)

宮下英樹「センゴク天正記」(4)

長篠の戦、クライマックスです。長篠の戦=横暴な勝頼が家臣の反対を押し切って無謀な戦いを挑んだところ、織田徳川連合軍が操る鉄砲三段撃ちによって、武田の騎馬隊は壊滅した。なんて通説はどれひとつとして採用していません。とにかく勝頼がかっこいいで…

宮下英樹「センゴク天正記」(4)

宮下英樹「センゴク外伝 桶狭間戦記」(2)

今川義元対織田信長のあまりにも有名な合戦を描きながら、戦国時代とは何か?を検証する意欲作です。センゴク自体、定説とは違う視点で描いた大作ですが、こちらもそれは継承されています。さらに「センゴク」が合戦や家中の人間にスポットを当てているのに…

宮下英樹「センゴク外伝 桶狭間戦記」(2)

矢上裕「打撃女医サオリ」(2)

「エルフを狩るモノたち」の作者さんの新作でした。雑誌廃刊・・・お疲れ様でした。 なんというか、女医さんが金属バットで色んなものを殴って悪いところをどっかんどっかん治療していく漫画です。これ以上の説明が出来ません・・・。恐らくもう少し続けばいろいろ…

矢上裕「打撃女医サオリ」(2)

西島大介「ディエンビエンフー」(5)

本当の戦争の話をしよう―― ベトナム戦争を題材にした作品です。 5巻は基本的にティムとお姫さまのバトルで終始します。それとティムの過去の話も明かされました。ティムの過去話もよかったんですが、しかし、何といっても今巻はジャジャマルが。 大事な人を…

西島大介「ディエンビエンフー」(5)

月刊コミックビーム 2009年4月号

雑誌の感想です。コミックビームの感想といいつつ、「放浪息子」だけですが・・・。 単行本派の方はご注意ください。

志村貴子情報

個人的に志村貴子先生のお仕事のメモでも書いていこうかと思いました。原作>アニメなのでアニメ情報は原作者が絡まない限りそんなに書く事はないと思います。 ぱふ 2009年4月号 まんが家アンケートというコーナーで志村貴子先生が回答されています。という…

あきづき空太「赤髪の白雪姫」(3)

鮮やかなファンタジー作品。3巻目です。ファンタジーとして、しっかりと世界観を確立しています。こういう系のお話も結構好きだったり。 主人公の白雪は能動的で、自分をしっかり持っていて、それでいて好きな人のために行動する、という非常に芯が強い女性…

あきづき空太「赤髪の白雪姫」(3)

菊池直恵「鉄子の旅プラス」

鉄道ブームを後押ししてしまった作品であることは間違いないかと。鉄道オタク実録漫画のまさかの続刊です。既刊である本編は全6巻ですが、こちらは本編後に色々あったイベントを報告しつつ、何だかんだで新たな旅をしちゃったりしつつ、な一冊になっています…

菊池直恵「鉄子の旅プラス」