作：綱本将也 画：ツジトモ「GIANT KILLING」(9)

ぶつかる監督同士の意地。大阪ガンナーズ戦、決着です。いや、もう表紙かっこよすぎです。

王子→杉江の連携にしびれました。というか杉江が異常にかっこいい大阪戦です。本誌でも追っていましたが、読み返してみても、熱い。熱すぎる展開です。ジャイアント・キリングの具現化と、そこに至るまでのプロセスがとにかくかっこいい。大阪のキャラもよかったですし、またいい形で対戦を見たいです。窪田とか特に、お互いを意識した椿と再戦してほしいです。

大阪という大きな山を超えて、本編ではリーグ戦の難しさ、というものが出てきました。チームメイトが代表入りする、つまりひとりスタメンが抜けることを意味します。代表代表と騒がれる中でもチームは動いていくんだという実感です。リーグ戦であるならば2年目のオフシーズンの攻防なども面白そうですが、そこまで描くかどうか･･･。

それにしても代表選手を見送るときのチーム内の軽さに安心してしまいました。触れられないですが、こういうのもいいチームの1つだと思います。

GIANT KILLING(9) (モーニング KC)

• 作：綱本将也　画：ツジトモ「GIANT KILLING」(10)