2009年2月前半あたりの雑誌の感想
雑誌の感想です。
単行本派の方はご注意ください。
■Feel Young
◆ヤマシタトモコ「Love,Hate,Love.」
期待のヤマシタトモコ連載作品だったんですが、期待以上の作品を見せてくれました。久しぶりに完璧な第1話を見ました。今後に期待できる展開+第1話だけでも十分お話として完結できる、という意味で完璧でした。
お話はバレエを目指してた28歳女子が夢をあきらめて髪でも切って心機一転頑張ろうかなー、というお話です。頑張るぞ!という気合がないように見えるのは作風だと思ってます。そうした中、隣人のオジさん(大学の教授)が出てくるんですが、何この素敵な枯れ具合、と言わんばかりの初老の男性がいつもは厳しく、ときどき優しい言葉を主人公にかけてあげるんですね。
その優しい言葉にしてやられたとはこのことです。
それからこの教授が見せる照れ具合もかなりツボというか、第1話から恐ろしいです・・・。かなり期待大な作品です。
◆河内遙「カミキリムシ」
いきなり読み切りで登場してました。fに比べるとソフトな(当たり前ながら)、しかしながら内面はf以上にドロドロと倒錯していて、面白かったです。もっとたくさん作品を読みたい。
◆KUJIRA「ワールドエンドゲーム」
彼氏を追って上京して同棲したのはいいけれど、仕事(ゲーム会社で残業・徹夜あり)と恋人が両立できなくてどうしよう、というお話。
何だか「男も女も、女に対して『俺のために仕事をやめろ』と言うのを愛情だと勘違いしている」(はしょりすぎ)、というところがすごく共感してしまったので続きが気になりました。
■月刊IKKI
■週刊ヤングマガジン
■月刊flowers
◆岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」
金田一が男らしすぎてかっこよかったです。いや、女ですけど。女子たちが集まって「誰も恋人居たことないから慰められないけど」っていうシーンが悲しすぎました。
■プリンセス
■モーニング
■ヤングガンガン
◆金田一蓮十郎「ニコイチ」
「頑張ってますから」には相変わらず笑ってしまいます。頑張ってますからね・・・。都合よくホイホイとか自己ツッコミしておきながらの、あの展開は流石だなー、と。
◆高津カリノ「WORKING!!」
ヤングガンガンのも面白いんですが、あと増刊の「サーバント×サービス」も面白かったんですが、今、一番気になるのはWeb版だったりします。
う ううー
2009/2/9現在で444話くらいあるので、時間があるときに第1話からゆっくり読むとよいかもしれません。数日置きに更新されるのもいい感じで気になるところです。
うろんなページ
感想、以上。
そろそろビームの発売日です。楽しみ。